15区蚤の市第二弾&下着の起源

昨日は相変わらず蚤の市。
また15区ですが、今回はFelix Faure.
詳細は昨日の不器用者の記事「ボタン沢山の蚤の市!」をご覧下さい。

蚤の市を観察しながら、手芸屋と下着問題を考えます。

例えば、この刺繍糸の箱は、化粧ブラシと一緒に置いてある。
香水を置いていたBourse の蚤の市と通じるところがありますね。
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で、思い出したのが、ニットプロの会社が化粧ブラシもつくっていること。フランスの会社ではないですけどね。これもなんだか通じるところがあるのかも。

全く分からない組み合わせはこれ。レースと地球儀。
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でも、なんなく、同時代性のつながりが感じられる。地球儀って、19世紀にはとてもモダンなものだった。当時の流行、モード、そういうかんじ。

こう考えているうちに思い出したのが、学生時代に教わった歴史の先生が言っていた、「昔の人は、今の人と全く違う世界観、想像力の中で生活していた」ということ。昔のことは、異文化を理解するように接する必要がある、という教えです。自分が当然と思っていることから離れる必要がある訳です。

手芸屋と下着の組み合わせも、そういうことなのかもしれない。私たちには変な組み合わせでも、当時はまったく納得のいく組み合わせだったのかもしれない。

そこで、手芸店ではなく、下着の起源を調べてみる必要がある、と考えます。例えば、「下着」が、我々の思う下着と全然違うものかもしれない。
日本でも、昔の人は下着着ていなかったですよね。
着物の下は、男も女も、何も無し。そういう状況に出現した「下着」って、もしかしてとてもハイカラだったとか?

フランスはどうなのか。
で、ちょっと調べると。。。

フランスでも下着って比較的新しいようです。
例えばこのページによると、culotte(パンティ)は19世紀まで着用しなかったということ。スカートやズボンの下は裸だったらしいです。
http://sansculotte.perso.neuf.fr/fr/histoire.htm

ブラジャー出現も新しくて、19世紀後半。
Wikipedia のsoutien-gorge(ブラジャーのフランス語)の項によると、1889年のパリ万国博覧会が初お目見えだそうです。

下着って、モダンなんですねえ。
ここで疑問。
我々の知っている「下着」が19世紀まで登場しなかったのだったら、中世の手芸屋で売っていたlingerieは、どういうものだったのだろう?

By AB
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by amis-paris | 2011-06-07 04:13 | その他耳寄り情報  

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