世界編み物週間 便乗企画6月15日
2013年 08月 12日
日本は大変な猛暑と伺っています。せみがないて、蚊が飛んで、花火があって、毛穴が開きっぱなしの「夏」で育った私としては、30度超えるような日は本当に片手に余るくらいしかない、こんな「夏」が物足りない気がするものです。とはいえ、暑くなればなったで今度は「なぜこの国には冷房がない?」などと怒る自分の姿も目に浮かぶわけで、ハッピーになれないところだけフランス人化してるのか?などと勘ぐってしまいます。
あ、長い前置きになりました、「週末会担当」のMaman Miaです。まずはお詫びから。みなさま、ごめんなさい。5月の月例会、6月の世界ニットデー企画、7月の月例会、と、3回分もブログを書かず、そのままにしてきました。
転職したばかりだったとか、年度末は忙しいとか、いきなり暑くなった、とか、色々と言い訳はあるのですが、あらためて、ごめんなさい。ようやくここへ来て生活が落ち着いてきましたので、ためていた分をおぼろげな記憶をたどりながら少しずつフォローをしよう、と思っています。
まずは、6月15日の「世界ニットデー便乗企画」について、です。
Ayuさんが日本に発つ前にクイックリポートしてくださったように、Fées des Mailles というオンライン毛糸店(イベントも色々熱心にやっているようです!)の開催した「世界ニットデー6月15日」の会に参加してきました。今年の「世界編み物週間」は6月の8日から16日だったそうですが(いったい誰が決めるんだろう?)こちらの会が主催したKnit outのイベントがパリ市内の公園でありました。お店のサイトですが、こちらのページにフィーチャーされています。
指定の場所に行ってみると、妙齢(主にシニア中心)の女性たちが十数人、芝生の上に座って思い思いに編んだり、食べたりしていました。
お店をやっている代表の方が来て、質問攻めです。中でもやっぱり注目されるのが、日本で標準的な編み方(と私は思っている)「スイス編み(フランス編み)」について。左手に糸をかけて両手で編み進めると、周りの人が寄ってきて珍しそうに見学します。早編みAyu師匠(パンダちゃん編み編み中)のスピードを見るや、おーっとため息が。(フランス編み・アメリカ編み議論については何回も出ますが、この回のコメント・トラックバック欄をご覧ください。)
会の活動についても質問が続き、「いつ?どこで?」と(今にも参加しそうな勢いで)言うので、、「一応今は日本語でしか告知していないし、報告も日本語なんですが。。」と説明すると、「じゃあ日程告知の時、ちょこっとフランス語で書くというのはどうかしら」と提案を受けました。うーむ。「日本語で話せる人」というのは、不当な差別で、自由・平等・博愛の国には受け入れられないのかしらん、とちょっとびびった私でした。
いずれにせよ、明るく楽しくあけすけなレディーたちはもう本当に興味津々で、楽しくて仕方ない、といった感じでした。また一緒に外で編み編みする機会があれば、ぜひもう少し大人数で参加できれば、と思います。
by amis-paris | 2013-08-12 02:02 | パリ編み編み会