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兵士のための編み物

こんにちは。

長雨が終わり、やっと五月晴れを迎えたパリです。

リサイクルショップでみつけた絵はがき。
編み物をしている女性たちの絵です。
兵士のための編み物_b0210850_15425270.jpg


裏を見ると、ジベルニーのアメリカン美術館の所蔵品だそう。
アメリカン美術館は、モネの家に向かう道すがらにあった美術館で
一度もいったことがありません。
ジベルニーに最後に行ったのは、13年前でした。
アメリカン美術館は、今はもうなく、印象派美術館が新たに出来たそうです。

絵のタイトルは、「兵士のための編み物、ハイブリッジ公園」で、1918年の作品でした。
ハイブリッジ公園は、ニューヨークの、マンハッタンの北にある公園です。
画家は George Lucks ジョージ ルークス 1866年生まれ 1933年没
日本語で、ジョージ ルークス、と検索しても何も出てきません。

絵のタイトルを検索すると、こんなリンクがでてきました。
今は個人蔵だそうです。

そして、他にもいろんな写真が出てきます。

絵の写真は、第1次世界大戦の時期で、主に靴下を編んだようですが、
第2次世界大戦中には、負傷した兵士のために、
子供たち、男の子たちもブランケット用のピースを編んだそうです。

イラク戦争の間に、編み物ができる兵士が、リラックスできる
余暇として仲間に編み物を教えた写真も出てきました。

戦争と編み物についてこんなブログ記事もありました。
当時のポスターなどの写真もあります。

編み物は一人でもできますが、特に共通の目的があるときなど、
こうやって集まって編むと、モチベーションもあがるのは、昔も今も同じです。

なかなか編み編み会、開催できていませんが、
一緒に編む仲間がほしいかた、遠慮なくご連絡ください。

Ayu

by amis-paris | 2016-05-27 16:31 | その他耳寄り情報  

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