アメリカの手芸店
2011年 09月 04日
さて、ずいぶん遅くなってしまいましたが、7月にアメリカに行きました。、「アメリカの手芸店も見てきまーす」などと皆さんには宣言したのですが、その後なんだかんだと色々あって、結局レポートが2ヵ月後になってしまいましたおことを、お詫び申し上げます。(え、これぞ、フランスそのもの?)
私が行ったのはフィラデルフィアの郊外の住宅地。一人一台車がないと生活できないところで、どこへ行くにも「車で20分(以上)」が基本。そんな事情もあって、短い滞在の間に手芸店は2店舗しか回れませんでした。でも、きっとアメリカの95%くらいの人が(%はでまかせだけど)こんなところに住んでいるのではなかろうか、と思ったりして、サンプル2に基づいてのまったくの個人的な印象で恐縮ではありますが、いくつかご紹介しますわ。
1)でかい(店も、毛糸の玉も、何もかも)
2)アクリル主流
3)わかりやすいラベル
4)その他雑感(ワンダーリリアン安い!)
1)でかいこと。
幹線道路沿いに大きなショッピングモールがあるのが基本のアメリカ。フィラデルフィアでも、いくつかショッピングモールに行きましたが、どの店も大きいじゃないの!日本でも、ここ20年以上、ジャスコとかが中心になっている「郊外型SC」っていうのが激増していますが、本家アメリカはこればっかりです。
ということで、こんなお店に行ってみたのですが、まさに日本で言えば郊外型DIY店て感じです。売り場もでかいでかい。
店や売り場が大きいばかりか、毛糸の玉も大きいよ~。One Poundって書いてあるやつがゴロゴロ。これって453グラムらしい。私が今(も)編んでるモヘアの毛糸は、一玉40グラム…ってことは、10玉分ですよー!!!さすがSupersize Meの国だわ(古い?)…。
2)アクリル、アクリル、アクリル。。
アクリルの玉が圧倒的に多いんです。何でだろう?安い?発色がいい?洗濯機でガンガン洗える?まさか、みんなモップを作っているわけではあるまい。。
端っこの方にようやく少しだけウールのセクションを見つけました。
それとももっと単純に、真夏だったから、ウール置いても売れないっていう、そーいうことかしら?その割にはクリスマ系の飾りの編み図なんか置いてあったんだけど…。
3)わかりやすい
何でもかんでも、何せわかりやすい。移民の国という歴史のせいか、とにかく何事もシンプルにすることによって「みんなにわかりやすい」国なのよね。2)のラベルを見ても、左側の紐はこっちからこんな風に巻いてあります。右はこうよ、って、とても丁寧に書いてある。
編み物だって、その場でそのまま糸が買えるように、当該の糸を使って編んだ作品の写真、編み図、といったものが、これでもか、と提示してあって、無料でもらえる。日本でもスーパーとかで素材の横にレシピカードが無料で置いてあったりするよね。
で、「これは靴下用で、一玉で一足できるのよ」ってわかるように、大きな文字で「Sock Ease」って名前の糸の横に、「One ball makes a pair」って書いてあったりする。
4)その他
ワンダーリリアン、ありましたわよ。Wonder Knitterという名前で、しかも8ドル99セント!1ドル120円時代なら、「ヨーロッパと同じくらいね」で笑って済みますが、1ドル80円切ってますからね、これは安いですよ!っていうか、何でもかんでも安く感じたよぉ。少なくとも旅行の時は、円高もいいよねー。
日本のクローバーさんの針は、こちらでも大きなセクションを取っていて、ちょっと嬉しい。
でも、こんなアメリカぽいブランドも。。The Crochet Dude(かぎ編み男子?)。やたらでかいかぎ針でした。あの巻き舌で「クロゥシェーーイ」とか言ってるのかな。
7月4日の独立記念日の週末だったということで、愛国系モチーフの布地などが大セール。こういうの、本当にテーブルクロスなりデコレーションに使っちゃうんだよね。そのシンプルさ、結構好きだったりする。
かわいいお裁縫箱、発見。全般に圧倒されてばかりで買いたいものはあまりなかった(笑)けど、これはかわいかったな。でも、裁縫箱買うほどお裁縫もしないし(爆笑)荷物になるから買いませんでした。
あぁ一気に書きました。。2ヵ月後のアメリカレポートでした!
by Maman Mia
by amis-paris | 2011-09-04 08:29 | お店