the trendy chale
2014年 11月 28日
トレンディ、それは日本ではもう死語とも言えるはずですが、
『英語the trendy + フランス語châle』というミックスの字列を
見るとそこはかとなく漂うおしゃれ感さえ感じてしまいます。
数年前たまたまブログで拝見して、作り方を見てみると
万年初心者にまさにうってつけな編み方(つまりガーター編みだけ)、
しかも一段ごとに一目増やすだけ、それを永遠に続け、
150センチメートル×65センチメートルの巨大ショールを編み上げる
というコンセプト。
出来上がりの写真をみると、『フムフム、これは是非作ってみたい!』と
思わせるような出来映えです。
結論から言うと、簡単ですが、巨大なためものすごく時間がかかる上、
単純なので飽きて私の場合なかなか進みません。
それでも諦めず、ものすごい年月をかけてコツコツ編み上げたこのショール、
編み上げてみると、なんという心地よさ。
まず巨大なことに意味がある。
理由その1
巨大なため、首に巻き付けた時(おばあさん風にせず、
タレの部分が前に来るようにするのがポイント)
両端が胸の辺りまで下がって来て、
両端を結ばなくてもおさまりがよい。
理由その2
胸の辺りに長く垂れ下がるタレの部分が
極上の温かさと安心感を与えてくれる。
初心者にうってつけのガーター編みの編み目が
シンプルで『生地感』のようなものを作り出し、
洋服などに合わせやすくこれもまた頻繁に使用してしまう
原因です。
そんなショールですが、まわりの反応が良いため、
勇気を出してもう一枚編む事に決定しました。
今度はこの糸を使って。少しラメ感も出してみる事に。
このショール、数年前はla droguerieのアルパカとプリュメットを合わせて
使用するレシピとなっておりましたが、このショールの人気が高く
作者のブロガーは独自ブランドの糸ショップを開店し、現在のレシピでは
自己ブランドの糸を使用したレシピを提供しています。
もともとのレシピ、ravelyで見る事ができます。
私が使用したのはla droguerieのアルパカとプリュメット。
3年使用で何度も洗濯しても全く毛玉が出来ず新品同様。
手触りもよく大変気に入っています。
shihoy
by amis-paris | 2014-11-28 19:15 | 編み方レシピ、ヒント